支部総会 ジャーナル投稿記事

令和4年度  蔵前工業会(岡山県支部)

いくぶん残暑も和らぎ、9月3日(土)倉敷アイビースクエアにて蔵前工業会を開催しました。本部事務局長・他支部からもご参加頂き、総勢33名となりました。

講演会では「倉敷の町づくり」と題して、ノートルダム清心女子大学名誉教授上田恭嗣先生からご講話をいただきました。倉敷の町の発展には、実業家大原孫三郎の経済的支援と東京帝国大学卒のエリートである建築家薬師寺主計の技量が重なり、町形成がされてきたという話が印象的でした。戦後に倉敷の町並みを残すために、大原孫三郎の息子である大原總一郎が中世都市ドイツ・ローテンブルクのような町を目指し、倉敷の建物保存活用を提唱したというくだりは興味深く、より倉敷に親しみを覚えるようになりました。

総会では蔵前工業会本部の辻野事務局長に蔵前工業界の概況、大阪支部三宅氏より他支部の状況などの報告がありました。また、辻野事務局長より近況報告とあわせ、新型コロナウィルス感染が続く中で、オンライン上での交流などに尽力されておられる話を拝聴しました。その後、支部の議事が行われ、承認を得られました

懇親会では新型コロナウィルス対策を実施した上で行われ、親睦を深めることができました。最後に全員で学歌を心の中で斉唱し、再会を期し散会しました。(会合の様子:http://kuramae.hp2.jp/

(H26修国際開発 竹久祐貴 記)